ドーナツの思い出
『なんたってドーナツ』を読んでみて、私もドーナツについて書いてみたくなりました!
この本についてはこちら⬇︎
http://doremifagott.hateblo.jp/entry/2016/11/17/125425
私にとってのドーナツの思い出とはなんだろう。"ドーナツの思い出"と聞いて思い出すのは、幼い頃に見たドーナツを作る母の後ろ姿。"幸せなひと時"を連想する。なんだか温かい食べ物だと思う。
ただそれは私の頭の中のイメージである。私は家で手作りドーナツを食べたこともないですし。
しかし、このイメージはあながち間違っていない。ドーナツのエッセイを読んでそう感じた。やはり、ドーナツは昔ながらのおやつであるからなんだろう。
ドーナツは私となんら縁もゆかりもない食べ物だと思う。美味しいし、たまに食べたいと思う。でも、特別に好きというわけではない。それなのに本屋でこの本を見つけて、これを「読みたい」と感じた。それはなんでなんだろう?
ドーナツと私を結ぶもの。少し考えて見た。
私にとってのドーナツ。それを考えて真っ先に思い出したのは「わかったさんのドーナツ」。わかったさんシリーズは昔から大好きで、自宅に数冊シリーズを持っている。クッキーなんかは昔よく作ったものだった。それなのに、シリーズの中で一番思い入れがあるのは、作ったこともないドーナツだった。
何故かすごく惹かれるものがあって、何度も何度も読み返していた。可愛い女の子の存在、不思議な世界観、そして、わかったさんシリーズの中でもトップクラスの色彩感。それが堪らなく好きだった。
「わかったさんのドーナツ」のことを考えているともう1つ。ドーナツとの思い出を思い出した。
小さい頃に食べていたドーナツといえば、誰もが知っている「ミスタードーナツ」。私はここのゴールデンチョコレートが大好きで、ドーナツを食べるというと必ずこれを食べていた。
買って帰ったドーナツの中にゴールデンチョコレートがないと怒り、うっかり家族の誰かが食べてしまっても怒っていた。それほど私はこのドーナツが大好きだった。
家族の中では「ゴールデンチョコレート=私」という方程式が完全に出来上がっていて、ドーナツを選ぶ時に私が居合わせなくても必ずゴールデンチョコレートは綺麗に箱の中に仕舞われていたものだった。
あんなに大好きだったのに、もう久しく食べていない。いつから他のドーナツを食べるようになったんだろう。久しぶりに食べたくなってきた!
うん。意外とあった、ドーナツの思い出(o^^o)
余談ですが、私は割と何かにハマるといつもそればっかりになってしまう。
普段よくクラシック音楽を聴きますが、それも毎回同じ曲ばかり。YouTubeの音楽動画もお気に入りを繰り返し。数ヶ月に1度は必ず行く大好きなカレー屋さん、通いつめて5年ほど経つのに未だに石焼チーズカレー以外食べたことがない。
全然意識していなかったけど、こう見てみると私の行動パターンは昔からなんら変わっていないのだな。